感想。

全部オタクの感想です 解説はないです

話数単位で選ぶ、2024年TVアニメ10選

年内の総括である10選、今年もやろう!

■「話数単位で選ぶ、2024年TVアニメ10選」ルール
・2024年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

集計は「aninado」さん。

ポケットモンスター 42話「変身!海のヒーローイルカマン」

リコロイアニメ、リコvsロイや各相棒の進化回みたいなメインストーリーを進める回もめ~~~っちゃくちゃ良いんですが今回はこの回をチョイス。

イルカマン、原作設定からヒーローポケモンだったり「変身して帰ってきた!」みたいなアナウンスがあったり、
もうめちゃくちゃヒーローとして描かれてるんですがそれを誇張したうえで大真面目に描写してる前半の解説シーンが楽しくて楽しくて


イルカマンの水のリングは伸縮自在。浮き輪のように使えるのだ。
イルカマンは噴気孔から噴き出す水の勢いで空も飛べるのだ!
イルカマンは目にまとった水泡レンズのお陰で視力が上昇。数十キロ先まで見渡せるのだ!
泳ぐ速度は50ノット 片ヒレでクルーズ船を軽々と持ち上げられる怪力なのだ!
必殺ジェットパンチ。イルカマンの水泡グローブはジェットのように飛ばすことが出来るのだ!
噴気孔からの水の勢いでスーパージャンプ。からのイルカマン脳天キックだ!
イルカマンは今日も海の平和を守るのだ!


ありがとうイルカマン・・・!
このあたりのセリフの脚本の筆の乗り方すごすぎる

で、この回はイルカマンだけじゃなくてご存知マイティ~~~~G!!!
脚本に引っ張られて絵までめちゃくちゃ濃くなっちゃった・・・・
マイティG初登場からボール投げてサメハダーに乗ってくるシーンのアニメーション、アニポケ見てない人でも一旦は見てほしいです

ギャグがキレッキレで、サメハダーを地面に刺すシーン、初めて見た時ホントに呼吸困難になるほど笑ってました。

この回の悪役、というか敵役のガケガニ、悪い人間が怒らせた側なのでどっちかというと被害者なんですが
イルカマンとマイティGはそんなところも織り込み済み!
ガケガニをただぶちのめすのではなく優しいハグで落ち着かせるんですね(イルカマンの胸のハートとも絡んでてグッド!)
ギャグに振り切るだけじゃなくポケモンへの優しさもあるこの回、抜け目がない・・・

そして見返してて嘘だろと思ったのがリコロイの本筋の一つであるエクスプローラーズへの動線
今回よくない行動をしてしまったカメコたちがお詫びとお礼に写真を撮ってくれるんですがその中の一つにエクスプローラーズの基地が映ってるんですよね。
これ、ただ独立して好き勝手やった回として終わらせるんじゃなくて、意味のある回、それも唐突な描写でなくってところがものすごい手腕で感動しました。
本当に完成度の高い回だと思います。
第77話のマイティG回再来もめちゃくちゃ面白かったので相当なランd、マイティGファンが居ますね・・・

喧嘩独学 5話「友達」

喧嘩独学、もう毎週毎週楽しみで好きな話数がいっぱいあるんだけどやっぱり一番好きなのはこの回!

この回序盤の光太不登校中のカネゴン、みんなの前では光太のこと友達じゃないとかハマケンに取り入ろうとしても心情描写では友達であることを否定しきれてないんだよね
そこからのハマケンの前で学校に来るな!と言えるカネゴン、最高の「友達」だぜ・・・
そんなカネゴンがずっとボコられるのを黙ってみてられる光太じゃないんだよな~~~

喧嘩独学・復帰作のタイトルは「一般人と戦って勝つ方法」←この光太がさ~~~~
こんなにキメキメなのに台本用意してたし漢字間違ってるのも愛おしい

1ヶ月間ずっと同じことをし続ける光太、ここに来て代表技会得するの後々に繋がってて良い
ただカーフキックだけじゃなくて泳ぎ続けた意味もあるの、本当にかっこいい決め技だった
オーバーハンドフック、2024年最高の一撃・・・

ここでカネゴンと扇が盾になってくれるのも良いんですよね
違う形の「友達」

そしてこのお見舞いに来たカネゴン、最高の友達だ~~~ってなってる流れでハシゴ外すの当時めっちゃ笑った覚えあります

殴られても痛くない方法!で受けながらの光太の笑顔とカネゴンへの友達宣言
さっきハシゴ外されたところだからめちゃくちゃ嬉しかったんですよね~~~

そしてEDの構成を入れ替えて締めに普段はサビあたりで持ってくる光太とカネゴンのカット!

「友達」ってサブタイにこれ以上のものはないです。

喧嘩独学は玲央戦、テコンドー、最終話のファン・ミンギに7年薬飲んでる一般視聴者と最高の回が多すぎて本当に迷いましたね・・・・

ガールズバンドクライ 10話 「ワンダーフォーゲル

これも好きな回多すぎて選べないよ~~~ってなったけどこの回で。
もう不器用な親というだけで特攻で・・・

ここまでの回、井芹家(姉除く)が徹底的に嫌なところって描写のされ方をしてるんですよね(家訓とか親との不和とか)
でもそれって仁菜の視点でしかないんですよね

実家に帰って食卓を囲むシーン、
せっかく仁菜が帰ってきてるのにヤニ吸うために別室から話しかけるパパっていう一見心象の悪い行動ですがこれってよくよく見ると仁菜と上手く話せるか心配の表れに見えるんですよね
慣れない酒のんでタバコ吸って真剣な面持ちで「どうしたら良いと思う?」って聞くパパ、あまりにも可愛すぎる!
教えてくれてありがとうお姉ちゃん・・・・

学校への謝罪を要求するパパを見て、お姉ちゃんからパパの気持ちを教えられて・・・
それでも翌日家を出ようとする時にダイダス桃香さんの楽曲を聞くパパにトゲ出してしまう仁菜の心のダメージは大きくて
「いい曲だな」「いってらっしゃい」、今までで一番優しい声色でもうね・・・・
でもパパは「いってらっしゃい」とだけ言ってカギは自分で渡せなかったのが本当に不器用で不器用で・・・
そんな不器用なところにやっと気付けた上でのハグなんだよね

ここでただ抱き寄せられずに自分からパッと離れる仁菜、両親に大丈夫だって伝わったんだと思う

で、枝の話!!
まずこの枝に最初仁菜がぶつかっちゃったのは昔は気にせず通ってたから
今この枝が切られてなかったのって仁菜以外の家族は避けて通ってるだろうから
で、仁菜が出ていく時に切られていたのは・・・って考えられるうえでの柱に身長を刻んでる描写
このともすればスルーしてしまうようなちょっとした思いやりの描写を仁菜の「枝もありがとう!」って一言で全て回収できるの、後からクるものがあって巧いなぁと・・・

奥でパパ泣いてるの好き

新幹線で関東に戻ってきた時、同じおばちゃんに新幹線内で起こされてるんですけど
逃げてきた1話と比べてめちゃくちゃ元気な問答になってるのも良いですよね
オタクは同じ展開の回収が大好き

で、川崎で待ってるトゲナシトゲアリのメンバー!!!
桃香さん、なるようになるとか言いながら仁菜に会いたがってたの本当に良い

この経験を経てこの時点で空白とカタルシス(11話演奏楽曲)を書き上げたの素晴らしいですよね
空白とカタルシスの歌詞、かなり解釈が難しいですが
両親から逃げて自分で何でも出来るようになった、と思い込んでしまった自分の悔しさを歌い上げて弔い吹っ切れるための歌のように感じました
MVの途中で別離や死別の描写が有るのはそういう意図だと思ってます

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。 12話「クオーター・サムズアップ」

このアニメはトーナメントからひたすら熱いマッチで・・・その集大成の最終回!

ここまで絶対的強者として描かれていたブロストンの最強さ故の孤独
同じオリハルコン・フィストのメンバーとも殴り合いの戦いはできず・・・
そんなところに現れたリックって本当に夢を叶えてくれる最高の弟子なんですよね

サブタイにもなってるクオーター・サムズアップ
ブロストンは弟子の覚悟を受け取り
リックは師の夢を叶えることをリーネットにアイコンタクトで伝え
リーネットは仲間のために夢を叶えてくれるリックのことが大好き、美しい関係すぎますね
ここまで全部セリフなしで伝わってるのも良い
このアニメは劇伴まで含めてめちゃくちゃ熱くてギターが流れてくるのアツすぎる!!!!!

顔の殴り合いになってようやっと笑顔が漏れてきたブロスト
全然余裕だけどこの時点で既にめちゃくちゃ楽しそうなのがこれまでの孤独からの解放が見て取れてこっちまで嬉しくなる・・・・

ただリックはそこで満足させてしまう男じゃないんですよね~~~

最終回までは4話のリックの過去が一番好きだったんですけど、その要素である蛮勇覚醒を最後の最後に持ってきてくれたの、めちゃくちゃ嬉しかったです

他のオリハルコンフィストのメンバーもブロストンの夢を叶えるために協力してくれてる事に気づいたブロストンが3人をちらっと見て笑顔になり「俺はとっくに孤独ではなかったのだな」
ここの絆、もうずっと泣いてしまう

エピローグでアンジェリカも二人の試合にあてられて特訓する宣言してるのも好きなシーンですね
「無茶苦茶な数字をいえば面白いと思ってますの!?」ズル台詞すぎる
こういうコメディ面も面白いアニメだったしそういう要素をエピローグに入れてくれたの、よかったなぁ

最後にOPが流れて「上等だぜ青春 さあ走り出せ!」と激励してくれるのもいい
彼らの青春はこれからも続いていくんだ・・・
最終回にEDは流れなかったけど「夢を見るには遅すぎるなんて~」という歌詞もリック/ブロストンに合致した歌詞で好きでした

負けヒロインが多すぎる! 4話「負けヒロインを覗く時負けヒロインもまたあなたを覗いているのだ」

マケインのシリアス面の方向性教えてくれた回だったな~ということで選出

小鞠の告白・月之木先輩のビンタ・玉木部長の情けない相談
前半のこの3人って負けヒロインだけじゃなくて
簡単に揶揄されがちな勝ちヒロインと主人公も不器用で頑張って生きてるってこと示されててよかったなと
ここまでの勝ちヒロイン(ピンク)って属性過多で勝つためだけに生まれたキャラ以上の情報がなかったからね・・・
で、合宿が終わって部室に戻ってきて、普段通りに話す部長⇔小鞠と思わず泣き出してしまう月之木先輩⇔小鞠、ここの関係が戻ってくるのが小鞠の強さと負けヒロイン・勝ちヒロイン・主人公の関係が茶番で終わらないってところが好きです(このあたりは8話以降の後半の小鞠編にも繋がってくるけど)

八奈見とぬっくんが抜け出すところ、八奈見がいい女ムーブしててすき さっきまで最後まで覗こうとしてたのに・・・
今思えばここで手握りすぎちゃったり告白するの~?とか煽ってたりするの
学校に戻ってきてからの八奈見⇔ぬっくんの関係を描くためだったんだと思ったり

八奈見が趣味悪いって言われて自分のために怒ったり動いたりしても良さそうなのに八奈見のために動いちゃうぬっくんが好き・・・
だけどムーブは不器用なのがね~~~
八奈見、シリアスも出来る女なので空気を終わらせることだって出来るんだ
部室から出ていく時にぬっくんに「友達が待ってるから」って言い放つの怖すぎるんですよね
「友達が待ってる」なんてセリフは友達じゃない相手にしか言えない言葉だからね・・・

草介とぬっくんが話すシーン、
草介は八奈見に新しい恋ができてよかった~と話すのは友達として100点男としてマイナス5億点だし
ぬっくんは勝手に八奈見の恋事情話しちゃうしここの男ども~~~って感じ、たまらん

あのさ袴田振るのは良いんだよ、自由にバンバン勝手に振りゃいいんだけどさ
だけど!八奈見さんの気持ちを勝手に決めちゃったらさ!
彼女がお前のこと好きだったこととか、その気持ちがどっか行っちゃうだろ!
「幸せになってほしい」とか「新しい恋がどうとか」振ったお前がいうなよ!
お前だけはそれ言っちゃダメだろ!

ぬっくんのこの人の気持ちに敏感で、気持ちが蔑ろにされるのが許せない性格、ほんとに好きで・・・・
ここで大声張り上げすぎて吐きそうになっちゃうの、後先顧みず口から気持ちが溢れてしまった感じで良い・・・

振られた振られた言うな!
何ちょっといい感じで締めようとしてんのよ!
草介!草介のことずっと好きだった!今でも好き、全然吹っ切れてなんてない!
でも、謝んな!私の次の恋とか大きなお世話!まだまだ貴方の事好きだから!
だから・・・姫宮華恋と幸せになれ!勝手に幸せになっちまえ!
私も!貴方のこと勝手に好きで居るし、いつか・・・勝手に他の人を好きになるから!

この八奈見が強い女ってことわかる長尺の宣言も圧倒されちゃいましたね・・・
草介、ぬっくん八奈見視点だからちょっと悪者に見えちゃうけど良いやつなんですよね
草介にだって幸せになってほしいしこの場面があったからやたらと姫宮華恋とイチャイチャするシーンがあったのかなと思います
ここなあなあで終わったら草介も気にしいだし変に気を使いそうだからね・・・


ここでぬっくんポカポカする八奈見、文句は色々ありそうなのに叩いたことに意味なんてないで返しちゃうの
自分のために動いてくれた手前なんも言えなくなってるんだろうな~って


屋上でのぬっくん八奈見のやりとり、本当にかわいい
ぬっくんは全然告白する気ないけど
八奈見は告白される気だったからさっきの話もあって一瞬でめちゃくちゃ返事考えたと思うんですよね・・・
「八奈見ってモテるし」みたいなモブの話があったところから
ぬっくんからの告白にめちゃくちゃ焦るの
恋にノーチャンでも普通の友達以上の絆が出来てるんだな~~って感じました

これからも頼むぜ、振られ仲間
...俺、振られてないし・・・

ここで早く付き合え!の自分と一生付き合わないで友達付き合いしてほしい~~~!の自分が生まれました、助けてほしいです

シャドウバース F 92話「ライトが、世界ドラ!」

2年間シャドバFお疲れ様でした もう終盤ずっと良い回だったけどこの回で。

この回、主人公:天竜ライトとラスボス:ウルフラム・ゼルガの決着が敗北という形でついてしまうんですよね
ここまで敵として出てきた絶傑を従え能力を全部発動しライトは体力20へ、ウルフラムの体力を1へ

この1まで削るってことがカードアニメではめちゃくちゃ大きい意味を持ってるんですよね~
窮地というのはカードアニメでは鉄壁と揶揄されるほどトドメが刺されにくく主人公が陥りやすい状況
この状況になってしまったのがウルフラム、ここまで追い詰めたのがライト
「選ばれしもの」を求めてたウルフラムは主人公が主人公と真逆のムーブをしてることにブチギレて20点を1枚で逆転、あまりにも立場が逆転している・・・

そんな・・・負けっ・・・

ここの負けを確信して四騎士に囲まれるシーン、状況も声色も表情も絶望感がめちゃくちゃに刺さってくるんですよね

あまり・・・ふざけてくれるなよ
君は本当に何も分かっていないようだな
挑戦することにもまた資格がいる
もう一度だと?世界の行く末をかけたこのバトルは
そんなに軽いバトルだったのか
君はどこかでこう思っていたのではないか。
負けても良いと。もう一度挑めば良いと。
なめるな!そんなことできはしない!

これ、ウルフラムの言う事はもっともではありながらも
それを言っているのがただのシャドバ好きの学生ってところがズレてるんですよね

民衆に謝り、再びのチャンスが有ると分かった民衆に担ぎ上げられ・・・・あまりにも重い

スバルが声をかけようとしてライトに気圧されるシーン、スバルたちも一介の部員でしかないということを強調されて本当に辛い

それでも!飛び出したレンがめちゃくちゃヒーローで、もうここからボロボロ泣いてました

「ライト先輩は、救世主なんかじゃありません!」
「心のどっかでお前ならと思っちまってた、そんなわけねえんだ」
「ライトくんのこと勝手に強い人なんだって」
「言葉がうまくないのは僕も同じだ」
「ごめん、なんでアンタのこともっと考えられなかったんだろう」
「(勝手な民衆に対して)ノイズなんだよ」
「滅ぼしちゃえよ、世界なんか!」
「ドラにとってはライトが世界ドラ!」

みんながライトを主人公からセブンスフレイムの部員へとステージを下げてくれるの、本当に・・・・

震えが止まって行くことを決めたライト、楽しんでくるの宣言とともに流れ始める「HEAVY GAMER」
この回が最もマッチしていたように感じています

セリフでは表れてませんが声掛けはせず徹底的にライトの意思を尊重してたアークルーラーもライトのこと大好きだったのも良かったなぁ


ロッカーの張り紙芸、好きだったな~
アニシャドスタッフは遊び心が多くTwitterでも多くイラストあげてくれて楽しかったです

わんだふるぷりきゅあ! 36話「特別なワンダフル」

アニメプリキュアのメインの恋が実ることってなくて・・・・(オトナプリキュア除く)
それが実ったこの回、選出しないわけにはいきませんでした
1クールぐらい猫屋敷まゆさんのいじりのせいで僕達も悶々としてましたからね・・・

メエメエが失言、からの悟くんが告白なんてするわけないじゃないですか~
このムーブ、ほんとにサイテー最悪なんですけど全部サポートになってるの面白いですよね
冗談じゃないよ・・・僕は、キミが好きだ!
冗談じゃないよ、の部分の声色、恐れと決意が入り混じっていてすごい演技でした・・・


ここ、可愛すぎる
恋に振り回される乙女を見るために僕はアニメを見ています・・・

ここでは本筋あんま関係ないけどユキとこむぎが遊んでるの好き
こういう小技ギャグもわんぷりって巧くていいですよね

まゆといろはママ、相談に乗ってあげるの周りの優しさが出てて良い・・・
まゆは友達として、ママはパパと結ばれた経験で、別の形で相談して答えを出す手助けしてあげてるのが良いよね

一方悟は悟でニコ様と大福に話聞いてもらえてるのが良い
大福は一番傍で見守ってきたもんね
ニコ様、大福のこと翻訳してくれてありがとうね・・・・
「悟は相手の気持ちを考えて引くことが多いけどよ、自分の本音をぶつけることも大事だぜ」
「不安なら俺を撫でな」人生5周目ぐらい?

悟、元の関係に戻ることを選んでしまうの、いろはのことを思いすぎていて・・・
まゆが悟へ、ユキがいろはにそれぞれ手助けしようとするのも良い
特にユキ→いろははまゆユキが喧嘩したときの恩を覚えていてそれを持ってくるのがニクい

ザクロにさらわれる悟でようやく自分の大きな気持ちを自覚するフレンディ
やっぱり恋を進めるには焦りも必要なんだな~~~
悟に一歩届かずにいろはが思い出す悟との思い出、笑顔なんですよね
わんぷりのちゃんと過去の日常回を回想として使用するスタンス、かなり好きです
代わりなんていない、悟くんじゃないとダメ、もうここらへんでめちゃくちゃ悶えまくって人としての形が保てていなかったです

ここまで美しく描かれるプリキュアの変身解除、類を見ない感じでお気に入りです

悟くんといると「ワンダフル...♡」って感じ
今、ものすごくわんだふるだよ
こいつら~~~~お幸せに・・・・!

この二人の描写を告白で終わらせずにデートまで描いた次回や
本筋関係なくてもちょくちょく入れてくる付き合ってる描写、最高です

ONE PIECE FAN LETTER

何話とかではない特番?みたいなアニメ
扱いはよくわからないですがもうずっと追っているONE PIECEでこのバケモンみたいな作品を選出せずにはいられませんでした

もうネタがなんぼほど入ってるかわかりません
始まってすぐ超作画とかいう俗な言葉では表せないほどの戦争編の映像、
これは本当に元は一枚一枚の絵なんですか????

今の時代にこのレベルの動画でビスタ・スピードジル・ブラメンコ・ラクヨウ・ナミュール・フォッサが描かれることあるんだ・・・


まず最初のルフィ声のおばさんが言ってる人は一人では生きていけない、
「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」のオマージュなのかと勝手に思ってます

ちょくちょく一味が出てくるんですけど顔を見せないのがあくまでも麦わらの一味に影響されたモブたちの視点を描いてていいですね
この話でのメインの少女や海兵以外にもゾロやミホークのファンの描写が見えたりするのも良い・・・

真面目な海兵の戦争編での思い出、
戦艦が降ってきたと思ったら巨人族の切られた腕と大量の血が降ってきて光線が飛び交い逃げるしかない描写のどうしようもなさすごいです
戦争編でモブの立ち入る隙は普段以上にないんですよね・・・

ルフィ「おれは弟だァ~~~~!」
この言葉で真面目な海兵の兄弟は生きることになったのに
敵である海賊のルフィの兄のエースは死んでるの、言葉にできないだろうなって
本物のルフィがシャボンディ諸島で暴れ始めた時の「なんだ、元気そうじゃねえか」の嬉しそうな声色ね~

ONE PIECE」でパズルのピースの描写も外せないですよね
ひとつなぎの財宝、ではなくてモブたち一人一人の動きというパズルのピースがハマっていく・・・・

出航だァ~~~!!の声とともに
少女が最後に見たのがたった一瞬、"波"間の"ナミ"の姿なんですよね

ファンレターは届かなかったけど、この名もなき少女が麦わらたちの冒険の一助になっているかもしれないし関係ないかもしれない、そんな描写が良いですよね

名も呼ばれぬモブたちの物語が終わって流れ出す
麦わらの一味のウィーゴー!、この構成が完璧すぎて・・・
アニメワンピースにずっと付き合ってきた喜びが凝縮されてます

ここからの再構成魚人島、元の話の2.5倍ぐらいにテンポが圧縮されているので見るのもおすすめです

語り尽くせない細かなギャグ描写なんかも好きでした
ネガティブホロウ食らって滑り落ちる真面目な海兵は声出して笑っちゃったね

ぷにるはかわいいスライム 7話「Sweet Bitter Summer」

水 着 回 で済ませて良い回じゃないよ!
このスーパーリッチな映像で男たちの水着を描いてるの、正気じゃなさすぎる

なんでこんな絵面でめちゃくちゃ上手い構図を描いてるんですか?
喜べばいいかわかりません!

イデアが絵に反映されて見てて楽しい画が多いんですよね

あと、忘れちゃいけないぷにるのかわいい変身シーンがめちゃくちゃ多いのも良かったですね
水着、ワンピ姿、こむぎいろ、研究員、ダボ袖白衣
(カブトムシは・・・)


画だけじゃなく話に関して、夏休みを過ごす彼らの4つの短編集ではありますが箸休め回に留まらず、コタローの恋模様と成長も描かれたのかなと思っています
特にワンピぷにるとブラックコーヒーの話!

ワンピ姿のぷにるに関して、いつにもましてドキドキしてしまうコタロー
いつもと違い無自覚に可愛さを振りまいてコタローに接近するぷにる

夏の原風景を描いた青い空に白い雲と河川敷、無性の筈のぷにるの性を感じさせる行動へのドキドキ、臨場感がこちらまで伝わってきましたね
結局はギャグで終わっちゃうんだけどコタローの思春期の経験だということで。

一転してきらら先輩とコタローの話
きらら先輩、って母性キャラでヤバい描写が多いんですけど彼女も子どもなんですよね
コタローもきらら先輩も大人っぽさを演じるためにブラックコーヒーを飲もうとして苦くて真っ黒に
きらら先輩もそんな子供っぽさを見て己の大人びるっていう外装を外してくれたんですよね


サイフォン越しに歪んでいたコタローの大人像が
サイフォンが持ち上げられ、きらら先輩によってありのままの子供像へと変化していくここの演出、オシャレで唸りました


ちなみにこれは彼女も子どもなんだと示してくれた原作者ツイートです(ちょっとヤバさもあるけど・・・)

2.5次元の誘惑 21話「主人公の物語」


「オタクの主張」を描いてきた作品は数多く見てきました、そんな中でも群を抜いて刺さった回です

パパ視点、まずアシスタントのみんなが良い奴らなの普通に嬉しいですよね
そのうえで娘のコスプレ写真をひと目見てすぐ気付けるの、ちゃんとパパをしてるんだ

この想いが誰に届かなくてもいいと思ってきた
届かなくても・・・いいと・・・

届くかわからない想いが届けられたことを初めて確認できたのが娘なの、本当に嬉しかっただろうなぁ
それでも会わないことを選択するの、あまりにも娘を思いすぎていて・・・

リリサがアリアのためにヴァル戦のコスを提案してたのも良い描写~~
パパも娘も頼れる仲間がそばにいるんだなぁって

パパ、あまりにも自己肯定感がなくて・・・
「偽物だなんて言わないでください」なんてこの時点でも至上の言葉だろうけどまだ刺さりきってないんだよね

先輩が苦し紛れに出したヴァル戦のファンボ語り
生き生きと動いていて本当に好きだってことがこっちには伝わってくるんだけど・・・
パパは・・・黒歴史、思い出したくないトラウマってこともこっちに重くのしかかってくる描写で・・・・

アリアの時間を稼ぐという目的がオタクとしての気持ちを伝える行動に変わる先輩、本当にかっこいい
作品を子どもに例えることと父親である立場を絡めるのが本当に好きですね
「リリエルのコスプレを見てどう思ったか、偽物だと思ったのか」
コスプレを見て来たパパに対して自己否定を完全に断ち切る素晴らしいカウンターパンチ!

事実だけ言ってやる!
アンタが描いたアンタの漫画が俺を幸せにしたんだ!
その事実を、変える権利なんて、作者になんてねえよ!!

ここ、本当に・・・本当にオタクをやってきてこのセリフを聞けてよかったなって・・・・
素晴らしい演技をつけてくれた榎木淳弥さん、本当にありがとう

パパの懺悔、二人の"娘"への謝罪なのがもう・・・・もうね

先輩が最高の場を作ってくれたところからのメリアコスアリア、こっちまでもうめちゃくちゃになっちゃってボロッボロ
「「私を産んでくれてありがとう」」
「生まれてきてくれてありがとう」
最高の贈る言葉です

ここからニゴリリの楽しい面が戻って来るのも好き
「俺やリリサにとっては神だからな!」それはそう
終わろうと思っていたリリエル外伝も救って、先輩って最高のオタクすぎる 本当にかっこいい

アリアのヘアピンもめちゃくちゃいい話で、家族の絆をつなぎとめるためのエピソードが詰まっているんですよね
もう正直初見当時は先輩のオタク語りからボロボロでろくに聞けてませんでしたがここも単体でめちゃくちゃ強い話なんですよね・・・

オタク/創作者を題材にした話、これ以上ないものを見せてくれてありがとうございました。


泣く泣く選出しなかった単話としてはいっぱいあって
・真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd 3話「ゾルタンの祝祭日」
・ゆびさきと恋々 10話 「桜志の世界」
・悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~ 11話 「裏ボス、告白される」
・ラグナクリムゾン 17話 「戦友」
・治癒魔法の間違った使い方 11話 「炸裂!必生の拳!」
・変人のサラダボウル 7話 姫とこたつ/異世界人の戸籍問題/姫と馬
・忘却バッテリー 11話 俺は嘘つきだ
キン肉マン 完璧超人始祖編 7話 「衝突!超人たちのイデオロギー!!」
・疑似ハーレム 12話 「物語の始まり」
・僕の心のヤバイやつ 18話 「山田は僕が好き」
Re:ゼロから始める異世界生活 57話「最も新しい英雄と最も古い英雄」
ポケットモンスター 67話 「輝けテラスタル!リコVSロイ!!」
戦国妖狐 千魔混沌編 22話「時の彩の詩が咲く」
・オーイ!とんぼ 25話「勝者と勇気」
・村井の恋 12話(サブタイなし)
ありすぎ!
ここの話数選出してるオタクの肩、組みに行きます

これにて2024年の総括!
来年もアニメを楽しもう!